第6回津久井やまゆり園事件を忘れないZOOM集会inみえを開催します。

8月1日(日)13時30分から第6回津久井やまゆり園事件を忘れないzoom集会inみえを開催します。

 

現在、集会を開催するにあたって、みなさまからのメッセージを募集しています。

 

また、集会の参加者も募集しています。(先着順30名)

 

下記のURLより、メッセージや参加のお申し込みをしていただくことができます。

第6回 津久井やまゆり園事件を忘れないZoom集会inみえ (google.com)

 

第5回津久井やまゆり園事件を忘れない集会inみえ  を開催します。

今年は、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、ℤoomのみで開催します。
津久井やまゆり園事件から今年で4年を迎えます。私たちが今思うこと、考えたいことを一人ひとりの参加者が自由に語りあい、津久井やまゆり園事件をこれからも忘れないために集会を開催します。

要約筆記通訳や手話通訳が必要な方は、7月9日までにウェブページよりお申込み下さい。

集会は、30名限定とさせていただきます。参加希望の方は、webサイトよりお申込み下さい。

https://sites.google.com/view/yamayuri0726/ホーム

当日、13時30分からℤoomでの集会への参加方法などの説明をさせていただいた後、14時から集会を開始します。

集会に先立ち、みなさまからのメッセージもお待ちしております。メッセージも同じくウェブサイトより投稿してください。

https://sites.google.com/view/yamayuri0726/ホーム

当日の模様は、ユーチューブにてライブ配信させていただく予定です。準備が整いますまでもうしばらくお待ちください。


津久井やまゆり園事件の判決をうけて


3月16日に神奈川県の津久井やまゆり園事件の判決をうけて、私たちの想いを声明文という形にしました。


今年も開催しました


台風6号の影響により、屋外である津市まん中広場ではなく、津市センターパレス2階の津中央公民館ホールで開催しました。当日は、33名の参加者の方とともに、津久井やまゆり園事件でお亡くなりになられた19名の方に追悼の意を込めて黙祷をささげた後、この集会に寄せられたメッセージを朗読したり、参加者の方からメッセージが語られました。その後、参加者が輪になって、今私たちが思うこと、考えたいことを語り、それぞれの思いを聞き合うことができました。

 

津久井やまゆり園事件を忘れない集会は、来年も開催予定です。今年参加された方は来年も。参加されたことがない方は、来年はぜひともご参加ください。


2019年7月28日(日)中日新聞三重版に掲載されました。

津で「忘れない集会」 相模原障害者殺傷事件から3年

相模原市緑区の障害者施設で入所者十九人が殺害された事件から二十六日で三年になったのに合わせ、「津久井やまゆり園事件を忘れない集会inみえ」が二十七日、津市内で開かれた。障害者やその家族、福祉施設職員、学校教員ら約三十人が参加した。

 

 参加者全員で黙とうした後、主催者を代表し、障害者の自立を支援するNPO法人ピアサポートみえ(津市)の杉田宏理事長(37)があいさつした。札幌市で今月、介護職員が障害者の男性を暴行し死なせた事件に触れ、「やまゆり園事件の後もこうした報道が後を絶たない。どうして支援が必要な人が殺されなければいけないのか。社会の中にある優生思想と決別する集会にしたい」と話した。

 

 参加者らは輪になって座り、「犯人の動機を社会はすんなり理解しすぎではないか。メディアは伝えることをちゅうちょしてほしい」「学校では今、できる・できないをチェックする仕組みがどんどん進んでいる。優生思想につながることを平然とやっているかもしれない」と思い思いに語り合った。 (熊崎未奈)

https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20190728/CK2019072802000023.html

 

 

当日は、直接会場にお越しください。

熱中症予防対策のため、各自水分補給や日傘、帽子、タオルなどをご準備ください

第四回 津久井やまゆり園事件を忘れない集会inみえに賛同していただいたみなさまありがとうございました。

個人の方

久保田朔矢 さま 

絹田敬子 さま

廣岡逸樹 さま(市民オンブズマンやまぐち代表幹事

有田和生 さま(きょうと福祉倶楽部

平田 永 さま(障害児も地域の普通学級へ・道北ネット

中村安孝 さま(マイライフ登録ヘルパー

木村洋子 さま

村上雅洋 さま(NPO法人職員

一木玲子 さま(大学教員

合田 享史 さま(フリーランス・ライター、雑誌『ともにまなぶ ともにいきる』編集・発行人

服部宗弘 さま(インクルネットほっかいどう

高尾佳代子 さま

榊谷祐子 さま

山崎秀子 さま(子ども情報研究センター

土屋聡 さま

伊藤順子 さま(NPO法人UDほっとねっと

白岩佳子 さま

藤永忠 さま(宮前区聴力障害者協会

古市 隆仁 さま(津市立敬和小学校

大杉博敏 さま

 

 

 

賛同していただいた団体

 

有限会社おとくに福祉研究所

間の会(あいだのかい)

「障害」者当事者の講師を研修会等に派遣しています

 

 

あたりまえに生きる~松田愼二さんの思い~

 

 ぼくが養護学校へ行っていた頃の話です。朝,学校へのバスを母と二人で待っていると,近くの小学校に通う子と出会うのです。その子どもたちは,ぼくの前を通っていく時,ぼくのまねをして歩いていくのです。そんなことがあると,母は怒って,子どもたちに止めてもらうよう,小学校へ抗議をしにいっていました。でも,子どもたちのまねは,なくなりませんでした。 

 ある日,母はその小学校の子どもたちに自分から話しかけていました。「あなたたちは何年生?」「どんな勉強をしているの?」最初は注意するつもりだったのでしょうが,何度も話しているうちに,母と子どもたちには共通の話題ができていました。いつしか,お互いのことを知り合う関係になっていたのです。お互いの心のなかにある壁を取り払い,自然にかかわることから,人と人は理解し合えていくのだと,母の体験を見て感じました。 

 こんなこともありました。近所の友だちと「だるまさんが転んだ」をやっていました。ぼくの首や手は,じっとしていようと思っても動いてしまうのです。まずいことに,おにが振り向いた時に一番大きく動いてしまうのです。だから,最後はいつも,ぼくがおにになるのでした。みんなはおもしろくありません。すると,ある子が「ルールを変えよう!」と提案しました。腰から下が動いたらダメ,というルールに変えたのです。友だちは,ぼくのことを知っているからこそ工夫して遊ぶことができたと思うのです。プラモや将棋,折り紙で遊ぶ時は,自然にぼくの足もとに置いてくれます。ぼくにとって足が手の代わりであることをわかっていたのです。 

 おとなになってから,福祉マップを作ったことがあります。その時には,ボランティアを募集し,たくさんの人が参加してくれました。その最初のミーティングでした。全員そろったところで全体を見回して驚きました。ぼくが座る部屋の右側に障害者の人たち。部屋の左側に障害のない人たち。誰が決めたわけでもないのに,座る場所が見事に分かれていたのです。 

 ぼくはこの時,心のバリアというものを強く感じたのです。社会ではバリアフリーが進み,街の段差が減ってきても,私たちの心の中には,まだまだ大きなバリアがあると思ったのです。心のバリアを取り去らない以上,誰もが本当に暮らしやすい世の中をつくっていくことはできないと思うのです。 

 みなさんの周りを一度見渡してみてください。街の中で障害者を見ると,おやっと感じたことはありませんか? 障害者が珍しい存在ということはありませんか? みなさんと同じように,ぼくも同じ場所で,同じことをしたいと思っていることがたくさんあります。でも,ここから向こうは障害者,こちらは自分たちと,お互いに分けられていることに慣れてしまっているところがありませんか。ぼくは,そこに「心のバリア」があることを感じます。 

 いつも人前では「ぼくを見慣れてください。」と話すことから始めています。学校でも社会でも,分けることから始めるのではなく,一緒から始めることを常にぼくは考えています。

派遣費用などは、ご相談に応じて決定させていただきます。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:

Tel:059-213-9577 FAX:059-273-5911

担当:細野